春が来るーZ会を卒業しました!


2017年1月31日をもちまして、株式会社Z会を卒業しました。


「みんなが第一志望に合格し、その先の夢を叶えるための一助になるような、英語教材を作りたい。」

その想いを胸に、2011年4月に入社し、約6年間、通信教材・参考書・模擬試験・映像講義・学校専用テキスト・タブレット学習教材…とあらゆる教材作りに携わらせてもらいました。

教材作り以外にも、ニコニコ生放送で高校生学力コンテスト番組を開催、地方の進学イベントでは地元国立大の入試対策講演、自転車旅のエピソードも織り交ぜたキャリア教育講演、時にはアニメ『暗殺教室』の英語セリフのアドバイスをしたり…Z会だからこそできた経験は、数えきれないほどです。

仕事を通じて出会った全国各地の現場の先生方、生徒さん、みなさん素晴らしい方ばかりで、お話しした一人一人の方が、「編集者としてもっともっと、良質、上質な教材をお届けしたい!!」と常に私の情熱をかき立ててくださりました。

そして、『Z会自転車部』との出会い。
新人向け部活紹介で、あの時、自転車部の先輩方と出会わなければ、世界は今と全然違って見えていたはず。吹奏部、茶道部、アルバイトは巫女さん…と文化系まっしぐらで、体育の時間はいつも退屈で、「このままスポーツとは無縁の一生を過ごしていくんだろうなぁ」と当時の私は思っていました。

それが今では「頭も体も両方動かさないとバランスがとれなくて気持ち悪い!!」とウズウズする体質になってしまったんですから、やはり自転車は底知れぬ力をもっています。

自転車を始めてなかったら、それはそれで、それなりに楽しい20代を送っていた私がいると思います。
でも、自転車を始めて、気づいたこと。

日常には冒険が隠れ、そして、世界はまだ見ぬ驚きや美しさで満ちているということ。
本気で働き、ガチで遊び、全力で人生を楽しむ大人たちが社会にはたくさんいること。

見えた世界、知った自分、そして出会った人々。
そこでの出会いが、新しい選択肢につながっていきました。

(▲Z会自転車部は大家族のよう。これからもずっと、私のホームです。)

で、次はどこで何をするかと言いますと…

オーストラリアへ、ビジネス留学に行ってきます!

ICC国際交流委員会の Internship Business Program に参加し、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンにあるグリフィス大学の観光学部で、国際観光政策やスポーツイベントマネジメントを9ヶ月学び、その後、3ヶ月オーストラリア国内にてインターンシップ生として現地企業で働きます。

独学で英語を学び始めた10歳の時からの夢だった海外留学。社会人になったら、自分がその時一番学びたいと思うことを、自分が働いたお金で行こう。そう思いながら、試行錯誤、紆余曲折を繰り返し、早6年。時間はかかってしまいましたが、ようやく実現できることになりました。

(▲Z会自転車部のみなさんが素敵な冊子を作ってくれました。中にはあの白戸太朗さんからのコメントも…!)

「今の若い人たちは、明日があると当然のように思っているのね。」

大学時代、裏千家茶道部の師範からいただいたお言葉。思春期に戦争を体験された先生から見たら、今の時代の若者は恵まれた青春を謳歌し、「ぬるま湯」にひたった「温室育ち」に見え、苦言を呈してくださったのでしょう。
ドロリと苦い濃茶のように、その言葉は社会人になった後もずっと、私の腹の底に残り続けていました。

どんなにマジメに生きていても、ちゃらんぽらんに生きていても、いつ天災、事件、事故、テロに巻き込まれて死ぬかわからない今の時代に、絶対的な「安心・安定」などないのでしょう

一番怖いのは、「正社員」を辞めることでも、全財産をはたくことでも、「先の見えない未来」でもない。
「本当はやりたいことを胸の中に抱えながら、なんとなく日常を続けて、なんとなく未来が見えてしまうこと」
そして、それを抱えたまま死んでしまうこと。

そのことの方が何十倍、何百倍、何万倍も怖い。そう思い、会社を辞め、愛棒のロードバイク Aimez とスーツケースを抱え、新たな地に飛び立つことを決めました。

(▲ 月刊 Cycle Sports編集部の松本敦さん(右手前)、Cycle Sports で『続・自転車物語』を連載中で、ブリヂストンのスポーツバイクブランド『アンカー』生みの親である角田安正さん(左奥)。「送別会」ではなく「壮行会」を開いてくださりました!)

「思い切った決意」ではなく、ただその想いの延長線上にあった「自然な選択」。
フィールドを「教育」から「観光」「スポーツツーリズム」に切り替えることになりますが、ベースは同じです。
「子供たちが英語を得意になり、それぞれ進んだ先の前線で、日本の魅力を世界に発信できるようになってほしい。その一助になる英語教材・サービスを届けたい」という想いも
「日本各地に眠る地域の魅力を、世界の人にもっと見に来てもらい、ふれてほしい。その一助として、スポーツ地域振興、観光政策に携わりたい」
という想いも
軸にあるのは「日本をもっともっと、元気で楽しい場所にする!」というもの。「どの側面からアプローチするか?」だけの違いなんです。

新しい地に暮らし、新しい仲間に出会い、新しいことを学ぶ。でも、ゼロからじゃない。これまでの経験値と、そしてなにより、最高に楽しくて、勇気づけてくれる仲間がいます。

しばらく日本では走れなくなりますが、このホームページはもちろん、自転車メディアでのライドレポート、留学サイトでの英語学習コラムなどを通し、オーストラリアからも発信を続けます!物理的な距離はできますが(といっても飛行機に乗れば1日足らずですが!)、幸いにもブリスベンは日本との時差は1時間。日本のみなさんとの心の近さはこれからも変わりません。

―ここから、どんな展開が待っているのでしょう!?
当の本人も、1年後の自分がどこで暮らし、何の仕事をしているか未知(本当に!)なので、ゾクゾクします。

(▲Z会自転車部・自転車仲間のみなさんが壮行会を開いてくれました!GREAT EARTHディレクター「ぐっち」こと、坂口弥寿久さん、MC・DJの片岡由衣さん、自転車サイトcyclowiredの磯部聡さんをはじめ、みなさんありがとうございます…!)

(▲ぐっちさんからいただいたGREAT EARTHジャージに、由衣さんからいただいた片岡屏風店のミニ屏風。オーストラリアで活躍間違いなしです!)

(▲岡山から(!)駆けてつけてくださったYUiCHiRO S COFFEE ROASTARY の小野さん手作りのアップルシュトルデルにペンダント。DEPARTUREの文字はお守りになりそうです!)

(▲Z会自転車部の部長さんと。すべては部長さんとの出会いから始まりました!たくさんの寄せ書きコメントに感謝です!)

これからも改めて、どうぞよろしくお願いします!

Keep on moving and smiling!
Ayaka