映画『疾風スプリンター』初日公開レポート!

1:本物さながらの迫力のレースシーン!
台北、高雄といった台湾各地のレースの模様はもちろん、
釜山、上海、イタリア、スイス…
と世界各国でのロードレースシーンをスタントなしで再現。
チームの競り合い、ゴール前スプリント、集団落車…
エンドロールで流れるメイキング映像では、
俳優さんたちがロードバイクを乗りこなす体幹トレーニングから、
ケガと闘いながら撮影に挑む様子が伝わり、
制作陣の熱意が伝わってきます!

2:「青春群像劇」としての自転車映画。
恋のライバル関係、親との確執、友情と裏切り、
スポンサー解約、チーム移籍…
レースシーンだけでなく、一つひとつの要素のリアリティをもたせて、
目の前のこの壁をいかに超えていくか?を描きながら
自己主張をぶつけ合ってばかりだった選手たちが、
人として一回りも二回りも成長していく様子が
125分の中にギュッと詰められています。