ストーリーブリッジを封鎖せよ!- Tour de Brisbane 2024

3月中旬ー4月中旬にかけてブリスベンにてCycling Festival が開催、相方と共に日本からのメディア担当者様のロケハンアテンドをさせてもらいました。


トラックレース、ファミリーライドなど様々ある中でも目玉となるのがUCI Gran Fondo World Series qualifier と一般市民のファンライドイベントを兼ねるTour de Brisbane(50、80、110km) 。


ブリスベン中心部のオフィスビル群、バス専用道路、高速道路、ブリスベンのシンボル的存在であるストーリーブリッジをこの大会のためだけに完全封鎖(!)したプレミアムライドです。


7,000名を超える人種も国籍も異なる老若男女ライダーたちがブリスベンの街のど真ん中を駆け抜ける光景は、走っている自分でも「これってリアル?Zwiftのバーチャルみたい…」とどこか未来的な不思議な感覚に陥りました。

7年前、クイーンズランド州政府観光部やNPO Bicycle Queenslandのインターンとして、(ブリスベンのある)クイーンズランド州のサイクルツーリズム振興の施策を検討、提案をさせてもらってはいたものの、まさかブリスベン拠点でここまで大々的に自転車フェスを催し、Bicycle Expoや完全封鎖の都市型ライドイベントをやるようになるとは、当時からしたら夢物語のようです。

それだけ、コロナ災を経てブリスベン界隈の自転車層が厚みを増したこと、そして2032年のブリスベン夏季オリンピック・パラリンピック開催に向けた、クイーンズランド州政府やブリスベン市の強い意気込みの表れでもあるのでしょう。

大会明けのオフィスにて同僚がニコッと私に “You chose the best place to settle in.” と語りかけてくれました。
「私、先見の明があったのかもねぇ」などと冗談混じりで返しつつも、いやまだまだこれから、日本の皆さんにもっとブリスベンの自転車都市としての魅力を知ってもらえるよう、走って書いて届けていきたい・・!と、自分を鼓舞するばかりなのです。

Keep on riding and writing,
Ayaka