エイドステーションをイベント用に臨時で設置するのではなく「あえて」地元の店舗そのものにすることで、お店の平常営業ができ、そこにイベント参加ライダーがやってきて、地域のお客とも交流が生まれる。これなら、店側にも負担が少なく、ライダーも通常メニューをお腹いっぱい食べられるのでまさにWin-Winですよね。
この「金券」の仕組みはもちろん、「川」をイベントの軸にすることで、隣接する地域同市の連携も生まれることになります。参加者は川の上流に向かって走るだけで、いつの間にか、街と街をまたいでいる。普段は電車や車で飛ばしてしまう「点」と「点」が、川をたどることで一本の線としてつながる。位置関係はもちろん、地域ごとの特色のグラデーションも鮮やかに浮かび上がってくるのです。