地球は狭く、友情は深く 2024

思い返せば2024年は、友人との再会に満ちた濃い年だった。

オーストラリアに移住してから友人の有り難みは常々感じているけれど、特に今年は古い友人たちと日本で、オーストラリアで、東南アジアで再会できたのが特に嬉しかった。

私の一時帰国中、忙しい合間を縫って一緒に食事や旅行をしてくれた友人。
8年会わない間に小学生になった娘さんを連れてブリスベンに来てくれた友人。
シンガポールとマレーシアでそれぞれ再会した、現地に根を張り働く友人たち。

当たり前だけれど人は一度に一人ぶんの人生しか生きることができない。

だからこそ、友人たちがそれぞれに経験したエピソードを直接共有してくれることで、新鮮な驚きや発見と共に、少しだけその人生を垣間見させてもらっている気持ちを味わえる

世界各地、各々の持ち場で奮闘・活躍する同世代の彼・彼女たちを目の当たりにすることは友人として何より誇らしく、同時に「自分も彼らにとって恥じない友人でありたい」と背筋がシャンとする。
(そして欲を言えば「楽しい友人」でありたい。「オーストラリア」の文字を見た時、「あいつがいる場所」と思い出してもらえたらなお嬉しい。)

2021年に発表されたハーバード大学の75年にわたる幸福度の追跡調査の結果(President Online)によると、年収・学歴・職業は幸福度と直接的な関係はなく、

「私たちの幸福と健康を高めてくれるのは、良い人間関係である」

だったそう。

本当にそう。
一人ぶんの人生を何倍にも豊かに彩ってくれる友人たちには感謝しかない

いつも与えてもらってばかりの自分だけれど、2025年は少しでもお返しできるかな。

そして何より、広義では「一番身近な友人」である相方に、一年分のお疲れ様と感謝を込めて。

“The best friend is the one who brings out the best in you.”
(親友とは、あなたの最高の部分を引き出してくれる存在である。)
– Henry Ford

With all my gratitude for my dearest friends
Ayaka