私のカムカムエヴリバディ〜NHKラジオ少女が海の向こうに渡るまで

NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』が先日、最終回を迎えましたね。NHKラジオ英語講座を一つのキーにしながら、安子・るい・ひなたの3世代100年を描く壮大な物語でした。私も最終週は涙なしには見られない毎日で「メイクは朝ドラの後!」というマイルールを作り、毎朝号泣する準備万端で臨んでいました。

今回の朝ドラには、個人的にいつもと違った(勝手な)思い入れがありました。私自身、NHKラジオ英語講座を10年間聞き続けた愛聴者だったからです。

初めてNHKラジオ講座に出会ったのは小学5年生の春。「周りの子が英会話教室や塾で英語を始めたから負けたくない!」という負けず嫌いの私は親に懇願そこで薦められたのがNHKラジオ英語講座でした。(親自身がかつてやっていたからではなく、「知り合いの賢い娘さんがやっていたから」と、「その方が経済的だから」という、ごく一般的なサラリーマン家庭的な理由でした。)