Я хочу жити в Україні.(私はウクライナに住みたい。) 〜生の言葉が伝える痛みについて

国外へ幼子を連れて脱出する母親が Я хочу жити в Україні.(ヤーハチュージーチブウクライーヌィ:私はウクライナに住みたい。)と目を真っ赤にして語る声。
爆撃された病院の瓦礫の前に立ち尽くした人々が Никто не помогает.(ニクトーネェパマガーエット:誰も助けてくれない。)と絶望を語る声。

ロシア語だったり、ロシア語に近い音のウクライナ語だったり、とにかくそのフレーズが耳にこびりつき、TVを消した後もずっと耳の中でリフレインするのです。
もちろん、日本語テロップも正しく翻訳されているのですが、テキスト化されたものではなく、音から意味がわかると、そこにどれほどの痛烈な感情が込められているのかが何十倍も生々しく伝わってきます