コロナ禍の2年間から学んだ(超!)遠距離恋愛を続ける5つの秘訣

その4:家族・友達もひっくるめてつながる】


遠距離で自分と相手だけ、という「1対1」の関係だと、互いの周囲の人間関係が見えなかったり、心身に不調があってもうまく伝えきれずにぶつかったり、行き詰まってしまうことも。そんな時に頼りになるのがそれぞれの地にいる友人や家族の存在です。私たちの場合は、オーストラリア在住の友人夫婦が相方と週末の食事を共にして、その時の様子を共有してくれたり、日本在住の相方の両親のところに私が遊びに行ったりしています。そうやって、友達・家族も含めたコミュニティーとして双方につながることは、大きな精神的な支えや、いざという時のセーフティネットになってくれると思います。

その5:本質的に欲しい必要なものを見極める】


究極はこれだと思います。離れていると一人で自分と向き合う時間のが圧倒的に多くなるので自然と内省することになります。人生を長い目で見た時、自分は誰とどこでどんな人生を送っていきたいのか。なぜそれが相方なのか、相方にとってなぜ自分なのか。従来、恋愛はフィジカル・メンタル両方の「好き」が(割合は人それぞれにせよ)ベースになって関係が成り立つのでしょうけれど、遠距離は圧倒的にフィジカルが欠落するので、その分、互いの言葉でのコミュニケーションはもちろん、「それでもなぜ、互いに必要か」を認識しておくことが、精神的な絆を強くする気がします。