オリンピックまであと100日。ボラ、本当は続けたかったけれど

そこに来て、昨日の岡山・北海道・広島に緊急事態宣言を出す際の国の記者会見。五輪開催の可否を詳しく問う記者たちに対し、菅首相は「安心・安全なオリンピックの開催を目指します」のコピペ文言を繰り返すばかり。

「これって誰にとって安心、安全なの?それが知りたいんだよ」

金曜の夜、祖母と夕食と取りながらNHKの中継に向かって思わず口から出ました。国内外の選手・メディア・委員会関係者の偉い人たちなど関係者が何百、何千人といる中で、私たち「ボラ=一般市民」の優先順位など目に見えています。選手は「バブル(泡)」で守られるかもしれない。けれど、ワクチンの接種の目処も立たぬ中で、ボラは委員会から支給される(予定)の公式布マスク2枚を持って「安心・安全!」と胸を張っていけるのだろうか。高齢の祖母と暮らす大阪から、遠方の会場に向かい一仕事して、感染リスクが何もなかったように笑顔で帰れるのだろうか。頭の中がハテナマークでいっぱいになりました。