迷ったらしんどい方を行け。

たまたま、選び、選ばれたお互いが越境していたがゆえに、ややこしい事情がついてきただけ。それでも「なんで婚姻届1枚、役所に提出さえすれば結婚できる相手を選ばなかったんだ、私は…」と、思ったことがないといえばそれは真っ赤なウソ。(相方にも言ったことがある。)自分が選んだ道とはいえ、しんどくてこぼしたくなるのはきっと誰にでもあるもの(と信じたい)。

でもね、ふと思ったんです。今までもそうだったじゃないかと。

高校受験も、大学受験も、留学も。果てしなく遠く高い目標に見えても、なぜか直感で「私はここに行くんだろう」という想いが心の奥底に常にあって。しんどい・辛いと、さんざんわめいたり、時に目の前の甘い選択肢にちょっと心惹かれたり、時に泣きながらも、歯を食いしばって。(自分が選んだ道なら周囲にこぼすなよ!お前に美学はないのか!とも思いつつ、人間くさいと言えばそうか。)