エイドなし、コースなしでも大満足!? 「川」を軸に地域の魅力を再発見する第0回相模川ドラゴンライド

■天保から続く相模の大凧、幕末の和洋折衷住宅、武田信玄ゆかりの木■

前傾姿勢でポッコリお腹を抱えた一行は、ゆるやかに相模川を上り続けます。咲き始めた桜はもちろん、菜の花、芝桜、スイセンが丁寧に植えられた川沿いの遊歩道は、地元の有志の方々によるもの。川沿いに見える巨大な竹組みは「相模の大凧」。天保元年(1830年頃)から継承される相模原市の伝統工芸で、8間凧」(はちけんだこ)と呼ばれ、14.5m四方、重さ950kgの大きさは日本一!毎年新作が制作され、5月に市民による大凧上げが行われます。

「第3チェックポイント(往復105km)を目指すか?」「いや、でもまだ金券が!グルメを優先!」としばし作戦会議の結果、第2チェックポイントで折り返すゆるポタグルメライドを貫くことで決定。江戸時代幕末に建てられた洋風建築「旧中村邸」に、戦国武将、武田信玄が小田原攻めの時に通り、先勝を祈念して植えたという「さいかちの木」など、歴史見聞も深まった気分♪金券も残り700円分、最後のスポットは相模原の農業体験施設「モナの丘」。ヤギやニワトリの声を聞きながら、新鮮な地野菜のピクルス、インド人の店主が焼いてくれたチョコレート入りナンとチャイで塩分&糖分をチャージし、ゴールまでを加速できました。