その前に…
そもそも「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」って??
自転車競技に親しみがない方でも「ツール・ド・フランス」は一度は聞いたことがあるはず。「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は、埼玉県さいたま市で開催されるロードレースの大会。2013年にツール・ド・フランス100回大会を記念して開始されました。
世界で初めて、「ツール・ド・フランス」の名称をクリテリウムレースとして大会名に冠したレースでもあるんです。
さいたま新都心までは新宿からならJRで赤羽乗り換えでたったの30分!これならフランスより断然近いですね!(>大会公式サイトはこちら)
今回観戦をご一緒してくれたのは自転車友達のユウイチロウさんとツバキちゃん親子。
ということでお二人と観戦しながらロードレース観戦の魅力に迫ります!
その1.トップアスリートたちのパフォーマンスを間近で見られる!
ロードレース観戦の魅力はなんといっても、日本国内の選手はもちろん、海外の有名選手たちも含め、彼らの走りを間近で見られること!
今年のさいたまクリテリウムは、2018年ツール・ド・フランスを制したゲラント・トーマス選手、世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ選手が来日、ヨーロッパで活躍する新城幸也選手、別府史之選手も出場…と、とにかく華やかな顔ぶれでした!
その競技を全然知らなくても、「世界チャンピオンが目の前!」と思うとドキドキしますよね!
また、ロード―レースは市街地など公道を規制して行われます。基本的には沿道では観戦無料なので、街に出れば子供から大人まで、誰でも気軽に応援&観戦できます。(箱根駅伝を応援しに行くイメージに近いかも!)
特にクリテリウムレースは、市街地などで公道を規制して短い周回コースを作り、何周もまわり順位を競います。選手が何度も目の前を通るので、小さいお子さん連れの家族でも移動せずに1カ所で観戦を楽しめますね!
ツバキちゃんも何度も「ト~マス~がんばれ~~!!」と黄色い声援を送っていました!(機関車トーマス以外の「トーマス」を連呼する3歳児を私は初めて見ました…!)
プロの選手たちが集団で時速40km/h超えで風を切り巡行し、周回ごとに駆け引きする姿は圧巻です。「自転車ってこんなに速い乗り物なの!?」と驚くこと間違いありません。ちなみに、ゴール前のスプリントになると時速70km/h超、まさに自転車と選手が一体化して見える息をのむ瞬間です!