オーストラリアで映画『美女と野獣』を観てきた!

というのもわずかな間で、ウイットやジョークが飛ばされるたびに、まわりのオージーたちはみんな素直にゲラゲラと笑い始めました!日本の映画館でも、舞台鑑賞のように観客が笑うことはあるけれど、オージーたちの笑い声はその比ではありません!アメリカの「フルハウス」のホームドラマやコメディで入る Wahahahaha~!!!  という笑いの効果音ばりに、なんのためらいもなく爆笑!!

そして、彼らの反応は笑いだけにはとどまりません。
今回の「美女と野獣」は「お芝居」というよりも完全な「ミュージカル」映画。随所に「美女と野獣」の名曲が、舞台では実現できないアングルやダイナミックさで演じられるわけですが、びっくりしたのは、観客が曲が終わるごとに拍手をするということ…!
目の前に生身の俳優がいるわけではないのに、賞賛の拍手を贈るのです。本当に素晴らしかったので、「これを創った制作陣、すごい!!」と思わず私もつられて拍手をしてしまいました。

泣きたいところでは泣き、笑いたいところでは思い切り笑う。素晴らしいと思ったら心からの拍手を贈る。座席やチケット管理にはだいぶアバウトなオージーですが、そんな素直なリアクションや、みんなと和やかに場を共有して楽しめるところも、彼らのおおらかで素敵な一面なのかもしれませんね。