オーストラリアで映画『美女と野獣』を観てきた!


留学前からずっと心待ちにしていた、ディズニー映画「美女と野獣」の公開。
「幼い頃に見たベルが、スクリーンで実写化!!」と公開を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか!?

日本では4月21日(土)公開ですが、ここ、オーストラリアでは3月23日(木)に公開(世界最速は3月16日(木))ということで、一足お先にブリスベンの映画館で観て来ました!

公開翌日の夕方「花金をしよう!」と授業・アルバイト後に女友達とサウスバンクのシネプレックスで待ち合わせ。
(「花金」って死語ですかね…今は「プレミアムフライデー」なのかな?)
オーストラリアで映画を見るのは初めてだったのですが、映画の内容はさておき、その鑑賞スタイルに色々と衝撃があったのでざっくりまとめてみました♪

1.料金が映画館によってかなり違う。
日本では、映画館の系列にかかわらず、だいたいどこも1800円くらいですが、ここ、オーストラリアでは映画館の系列によって料金がだいぶ異なります。
今回観たシネプレックスでは、曜日・時間帯・年齢・3Dかどうかによって、だいたい6.5~14(オーストラリア)ドルで観られます。

そして、配給元との関係なのか、ディズニー映画だと少しだけ高くなり、例えば今回の「美女と野獣」だと「学生」+「ディズニー」映画で、8ドル。それでも日本よりだいぶ安いですね!これが、巨大ショッピングモールの中にある映画館、イベント・シネマズだと、同じものを観ようと思っても18ドル。日本の学生料金よりも高い!

 

 

 

 

 

(▲学内を経由する市バスにも、公開日が近づくと「美女と野獣」の広告が!日本は横向きにデカデカと広告するので、それに比べるとシンプルですね。)
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2.座席は文字通り「早い者勝ち」!
他の映画館に比べて、あまりに安かったので、「おんぼろ映画館だったらどうしよう…」とやや不安を抱えていったのですが、いざ劇場に入ると、ごくごく普通のキレイな映画館で、ポップコーン売り場も大にぎわい。そして、「美女と野獣」は公開翌日とあり、シネプレックスの中でも1番大きい、600人近くが入る大劇場!しかもアイマックスの巨大スクリーン!!
しかし問題はここからで、チケットをオンライン予約した時も、劇場の発券機で発券した時も、座席指定の手順がなかった…。座席は文字通りの「早い者勝ち」つまり、劇場に来た人から自由に座れる仕組みなんです。

注目度の高い映画、しかも公開翌日かつ金曜夜ということもあり、劇場内は大混雑!座席指定がないため、日本でいう「あ-15」「D-9」といった座席番号もない!なので、劇場内は先に席を確保していた仲間と落ち合う人が、あちこちでスマホを耳に当てて電話しながら、手を振って合図している光景だらけでした…
なんとか真ん中寄りに席を確保し、ほっと一息つく友人と私。地元のレストランや、アニメ映画の予告編(配給会社にかかわらず、同じジャンルの映画の予告編が流されることにもオドロキ)のあと、「さあ本編!」と意気込んだら、劇場内が急に明るくなり、スタッフのお姉さん登場。」映画のマエセツでも始めるのか…!?」と思いきや、

「まだ人が入ってくるから、みんな一度立ち上がって!空席を作らないように中央に詰めてください~!」
との指示。合理的と言えば合理的なんだけど、やっぱり座席指定はするべきでは…(苦笑)

(▲サウスバンクのシネプレックス。近くにこじゃれたレストランやカフェもあり、鑑賞前後のおしゃべりにもぴったり!)

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3.リアクションがとにかく素直!
そんなこんなでようやく始まった本編。巨大スクリーンに映し出された、エマ・ワトソンちゃん演じるベルの愛らしい姿を一目見るなり、うれしくて心が弾みます!小さい頃から、「美少女戦士セーラームーン」なら、セーラーマーキュリー、ディズニーのプリンセスならベル、「ハリーポッター」ならハーマイオニー…と、常に「勤勉で知性的なヒロイン」に憧れてきた私は、ハリポタシリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンちゃんが今回ベルを演じたことに、「ああ、エマちゃん、本当によかったわね!(涙)」と、勝手に彼女に感情移入(?)して、すっかり見入ってしまいました…。

というのもわずかな間で、ウイットやジョークが飛ばされるたびに、まわりのオージーたちはみんな素直にゲラゲラと笑い始めました!日本の映画館でも、舞台鑑賞のように観客が笑うことはあるけれど、オージーたちの笑い声はその比ではありません!アメリカの「フルハウス」のホームドラマやコメディで入る Wahahahaha~!!!  という笑いの効果音ばりに、なんのためらいもなく爆笑!!

そして、彼らの反応は笑いだけにはとどまりません。
今回の「美女と野獣」は「お芝居」というよりも完全な「ミュージカル」映画。随所に「美女と野獣」の名曲が、舞台では実現できないアングルやダイナミックさで演じられるわけですが、びっくりしたのは、観客が曲が終わるごとに拍手をするということ…!
目の前に生身の俳優がいるわけではないのに、賞賛の拍手を贈るのです。本当に素晴らしかったので、「これを創った制作陣、すごい!!」と思わず私もつられて拍手をしてしまいました。

泣きたいところでは泣き、笑いたいところでは思い切り笑う。素晴らしいと思ったら心からの拍手を贈る。座席やチケット管理にはだいぶアバウトなオージーですが、そんな素直なリアクションや、みんなと和やかに場を共有して楽しめるところも、彼らのおおらかで素敵な一面なのかもしれませんね。

 

地元の友達に聞いても「いくらオージーでもそんなに拍手するのは珍しいよ!」と言うし、大学の図書館では、インド系の留学生が自習スペースで「いやもう、ホントにあの映画はよかったんだってば!」と電話で熱弁を振るっていたくらいですから、これはぜひ、日本でも公開されたらぜひ字幕版で楽しんでほしいです!

ちなみに、母親に感想をメールしたところ、

「美女も野獣、面白そうだね!」

と返事が。昔、松嶋菜々子と福山雅治の「美女か野獣」というテレビドラマがあったけど、美女「も」野獣かぁ…綺麗な薔薇にはトゲがあるということかしら…

久々の「おかんメール」にほっとした私でした。

Keep on smiling and moving!
Ayaka